塗り足しとトンボ

ヌリタシについて 仕上りサイズの端まで画像や塗りなどをデザインされている場合は、必ず仕上りサイズより3mm程度外側まで絵柄等を伸ばして下さい(これを「ヌリタシ」と言います)。ヌリタシが無い場合、裁断した際、意図しない余白が出来てしまう形となりますが、原則、ご入稿データ通りでの進行となりますのでご注意下さい。

ヌリタシがないと、どうなるの?

印刷物は一枚ずつ切るわけではないため、このヌリタシをつけないと断裁時の若干のズレにより、印刷されていない紙の地色がでてきてしまう場合があります。このような状態を防ぐ為に、ヌリタシは必ず設定していただくようお願い致します。

  • 長方形ツールで仕上げサイズを設定します。(例:A4サイズのデータにトンボを付ける。)

    長方形ツールを選択した状態にします。(図1参照)

    イラストレーターの画面上をクリックすると数値入力ウインドウが現れます。(図2参照)

    塗り足しとトンボ-仕上げサイズ設定
  • 制作したデータに(1)で作ったA4サイズの長方形オブジェクトを合わせます。

  • A4サイズオブジェクトを選択した状態で「効果」→「トリムマーク」を選択。(図3参照)

    ※イラストレーターCS4より前のバージョンは「フィルタ」→「クリエイト」→「トリムマーク」

    塗り足しとトンボ-トリムマーク作成
  • 「トリムマーク」のに沿って外側3mmまでオブジェクトに塗り足しを制作します。(図4参照)

    ※図4の青ベタ部分が塗り足しとなります。赤線はA4サイズの断裁罫線となります。

    塗り足しとトンボ-塗り足し制作